WiMAXの購入を検討している人は、どの機種を購入するかで悩んでいるのではないでしょうか。
ホームルーターにすべきか、それともモバイルWi-Fiルーターにすべきか。
自宅での利用をメインに考えているから「ホームルーターが良さそうだけど外出先でも使いたくなるかもしれない」
などなど考えていたら全く決められませんね。
そこで候補に上がるのが、アンテナ性能を向上させたクレードルがあるWX04なども気になってきます。
しかし、実際にどれくらいの性能があるのか不安で決められないという人も多いでしょう!
今回、そんな悩める人達のために、ホームルーター「Speed Wi-Fi HOME L01」とモバイルWi-Fiルーター「Speed Wi-Fi NEXT WX04 クレードルセット」を実際に使用し、同じ条件で比較してどのような性能の差があるのかを実践検証しました。
購入を検討中の方は是非参考にしてみてください!
今回比較した機種
まずは今回比較した機種の紹介をします。
Speed Wi-Fi HOME L01s
L01sはホームルータータイプのWi-Fiルーターです。
電源に接続しながら使用しますので、外出先へ携帯して使うことはできませんが、電源が確保できて電波の届く場所ならどこでも使用することは可能です。
モバイルWi-Fiルーターと比較すると大きなボディを持ちますが、その分アンテナが高性能で電波受信強度が強く、通信速度に優れるのが特徴です。
Wi-Fi性能も高く、複数人での使用にも向いているので家族での利用にも向いています。

なんかSoftBank Airに似ていますね。

実際良く比較されることがあるよ。
L01sやSoftBank Airなどのホームルーターと呼ばれるタイプは、
固定回線の代わりとして使っている人もいるくらい性能が高いんだ。
Lo1s購入におすすめのプロバイダ
Speed Wi-Fi NEXT WX04 クレードル付き
WX04は現在発売されているWiMAXモバイルWi-Fiルーターの中で、2番目に新しい機種です。
バッテリー容量の大きさと、コンパクトながらもタッチパネル対応の使いやすいデザインで人気を集めています。
最大の特徴は、外付けのアンテナ付属のクレードルで、接続して使うと電波に受信がよくなり通信速度を向上させることができます。
さらにビームフォーミング機能も内蔵しているので、Wi-Fi接続強度も上がりさらに通信速度が向上します。
WX04購入おすすめのプロバイダ
通信速度実測!
では通信速度を実際に測定して、実行速度を比較したいと思います。
ちなみに使用環境は、iPhone7で5GHzのWi-Fiを使って測定しました。
また、WX04はクレードルありとなしでもそれぞれ測定しましたので、気になる方はチェックしてみてください。

じゃあ実際に測定していくよ。一緒に同じ場所で測定したから条件は同じだよ。

個人的にはWX04のクレードルに期待!
L01sの勝ち!
まず結果から報告すると、このようになっています。
窓際 | 部屋の奥 | |
L01 | 28.06Mbps | 25.86Mbps |
WX04クレードル | 15.61Mbps | 22.32Mbps |
WX04 | 12.55Mbps | 5.39Mbps |
圧倒的にL01sの方が通信速度が速いことがわかりました。
しかし、WX04のクレードルもなかなか高性能です。

WX04のクレードルは想像以上に高性能だったね。
これなら固定回線の代わりとしても十分役割を果たせるんじゃないか。

L01sなら十分過ぎますね!
WiMAXは建物の干渉を受けやすくて室内に弱い、と言われることがよくあります。
確かにWX04を単体で使用した場合は、電波の届きづらい部屋の奥に行くと通信速度が遅くなりましたが、L01sとWX04クレードルを使えば建物の干渉もそれほど影響なく電波を受信できるという結果が出ました。
WX04のクレードルは部屋の奥の方が通信速度が速いという謎の結果が出ました。
おそらく、細かい偶然電波の入りやすい場所に設置したのでしょう。
とりあえず通信速度が遅くはないのは間違いありません。
使用感の比較レビュー
ついでに使ってみて感じた、使用感ついても報告したいと思います。
使っていると結構使い勝手の良さといのは気になります。
あまり操作することは少ないかもしれませんが、気になる部分ではあると思います。

使っているとかなり使い勝手の違いに気づいたから教えるね。

使いづらいのも問題ですもんね。
Wx04の電波インジケーターが便利
画像引用:WiMAX情報
写真を取り忘れたので、引用で失礼します。
WX04ではこの画像のようにリアルタイムでかなり細かい電波受信レベルと確認することができますので、受信レベルが最大の場所を確認しやすいです。
このインジケーターを使えば、最大の電波受信を確保することができます。

WX04の電波インジケーターは使えましたね。

電波のいい場所をピンポイントで探すことができたもんね。
あれがあったおかけで、あの通信速度を発揮することができたとも言えるもんね。

L01sにはない強みですね!
逆にL01だと電波受信レベルは4段階だけでしか測定できませんので、最大に電波受信の良い場所を探すのが難しかったです。
使い勝手の良さでは、WX04の方が優れていると言えるでしょう。
また、その他の操作もL01sはボタンが2つしかないので操作やりづらいです。細かい設定はWebでSpeed Wi-Fi HOME設定ツールを開かないといけないのでかなり面倒です。
操作性は断然WX04が優れています。
WX04はWi-Fiの周波数を切り替えるのが面倒
L01のWi-Fiは2.4GHzと5GHzの両方を同時に出力できます。
リビングでは安定した通信ができる5GHzを使い、離れた部屋で接続する場合は、遠くてもしっかり繋がる2.4GHzで接続する、といった方法が可能です。

WX04もそうだけど、モバイルルーターは2.4GHzと5GHzのWi-Fiを同時接続できないのが残念ですね。

一人で使うならまだしも、家で複数人で使うなら結構不便になるね。
WX04は2.4GHzか5GHzのどちらか片方ずつしか出力できません。
使用Wi-Fiを切り替えるためには、一回一回操作する必要があります。
かなり操作が面倒くさいです。ひとり暮らしで利用するならまだしも、大きな家で家族で利用するには向いてない端末と言えるでしょう。
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まとめ
- 通信速度はL01sの方がかなり速い
- WX04はクレードルがないと結構遅いことも
- L01sもWX04クレードルも固定回線なみの速度を発揮
- WX04の強みは電波インジケーター
- L01sの強みはWi-Fiの性能
L01sはかなり優れた通信性能を発揮しました。Wi-Fi性能も高いことから、ご家庭用の固定回線の代わりとして役割も果たせるでしょう。
WX04もクレードルを使えばかなり質の高い通信をすることもできますので、一人暮らしの人などには持ち運びもできるので最高な機種と言えるかもしれません。
ただ、WX04のクレードルは別売りで3,980円(税込)がかかります。(申込み時にセットで購入すればもう少し安い)
ですので、料金的にはL01sの方が安い上がりです。