WiMAXはどんどんエリアが広くなってきて、都市部はほぼ全てエリアに入っています。
しかし!
WiMAXは山間部や地方の田舎などには弱く、電波の届かないところが多くがあります。
アンテナの強いホームルーターも、流石に電波が届かなければ使うことはできません。
そんなエリア外に引っ越してしまう可能性もゼロではないですよね。
エリア外に引っ越してしまった場合は違約金などは免除にならないのでしょうか!?

固定回線がいらないWiMAXは、引越し先でもそのまま使えるのも魅力の1つだよね。
でも引越し先がエリア外がだったらどうしようか。
エリア外に引っ越した時の解約の違約金
結論から言いますと
WiMAXはエリア外に引っ越しても違約金は免除になりません!
ホームルーターでもモバイルWi-Fiルーターでも関係なく、
契約更新月以外の解約には違約金がかかります。

残念ながらどんな理由でも違約金が免除になることはないよ。
ちなみにSoftBank Airはエリア外に引っ越した場合は、
解約の違約金は免除になります。
ただSoftBank Airの場合、別のもっと重大な問題がありますが・・・
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
違約金の金額
WiMAXの違約金は利用年月で変わります。
プロバイダによって金額の設定は違うのですが、
1年目2年は結構高い金額がかけられています。
3年目(25ヶ月目)以降は9,500円で統一されています。

3年目だったら解約するのもいいかも知れないけど、
1年目、2年目はけっこう繋いですね。
違約金 | |
1年目、2年目 |
14,000円〜25,000円
|
3年目以降 | 9,500円 |
エリア外に引っ越したらどうする?
エリア外に引っ越したとしても、すぐに諦めるもったいないです!
どうせなら解約する前に対策を取ってみましょう。

使えなかったらしょうがない。
解約しよ。

えらい潔いね。
でもそのまえにダメ元でいろいろ試してみよう。
結構成功例もあるんだよ!
電波受信を良くして通信できないか試す
まずは本当に電波が入らないか試してみましょう。
例えエリア外でも基地局からなにも遮るものがない立地なら以外と電波が入ることもあります。
端末のアンテナの状態をチェックしながら、場所を変えて電波受信を試してみてください。
電波の入りやすい窓際などなら改善されるかもしれません。
さらに電波受信を良くする方法は
ホームルーターの通信速度は速くできる!電波が弱いのが原因?[WiMAX、SoftBank Air]
で解説してあります。良ければ参考にどうぞ。

よっぽど遠くじゃない限りまったく電波が入らないことはないと思うよ。
受信感度を良くすれば通信速度もそれなりに出るはずだ。
au 4G LTE回線を使う

そうだ!WiMAXはau 4G LTEも使うことが出来ましたよね!
あれなら入るはず。
WiMAX2+のエリア外に引っ越しても、au 4G LTE回線なら使えるかもしれません。
au 4G LTEは通信エリアがWiMAX2+よりもエリアが広いので、
携帯も使えないような山奥に行かない限りほとんどの所で使えます。
ただau 4G LTEはギガ放題プランでも月間7GBまでの制限がありますし、
オプション料金がかかるデメリットもあります。
au 4G LTEを使うのには月額1,005円のLTEオプション料がかかります。
ただ3年プランで契約している方と、
auスマートバリューmineを適応している方は、
LTEオプション料が0円になる特典があります。

au 4G LTEだけならギガ放題はもったいないから、
定額プランに切り替えたりしよう。

契約が残り2,3ヶ月くらいなら、それで何とかごまかせるかも知れませんね。
WiMAX提供エリアをチェック
現在、WiMAXを検討中で心配な方は、先にエリアをチェックしておきましょう。
引っ越す可能性のある所をチェックしておけば安心ではないでしょうか。
WiMAXの通信エリアはUQ WiMAXの公式サイトで確認できます。
WiMAXとWiMAX2+がありますが、
これから契約する人はWiMAX2+だけ確認してもらったら大丈夫です。

WiMAX2+はやっぱり地方の田舎の方は弱いですね。

au 4G LTEは人が住んでる所はほとんどエリアに入っているね。
まとめ
- WiMAXはエリア外に引っ越しても違約金免除などの救済措置はない
- 都会なら心配は少ないが、田舎ならエリア外の可能性も
- エリア外にでも、電波受信の改善などを試したら使える可能性もある
- 契約の残りが2,3ヶ月なら4G LTE回線でしのぐ方法もある
- 引っ越しの可能性のある人は予め通信エリアをチェックしておこう