SoftBankが提供する高速インターネットサービス「Softbank Air」 工事不要ですぐに高速インターネットが使えると人気のサービスです。

しかし、このSoftBank Airは人気のサービスですが、以外と知られていない契約の裏というか、契約のからくりがあります。SoftBankも隠しているわけではないのですが、SoftBank特有の上手な売り込みで、わかりずらくなっています。

ということで今回、SoftBankやお店の店員が教えてくれない、SoftBank Airの裏側を解説していきます。

 

SoftBank Airの端末の購入システム

実質0円だが、3年間の分割払い

SoftBank Airの購入システムは、毎月1,620円の36ヶ月払いで、月月割という割引きがあり、同額の1,620円が値引きされ、毎月の端末代金の支払いは0円になります。スマートフォンなどと同じような購入システムですね。

分割回数は選ぶことができません。

実はかなり高額

SoftBank Airの定価は税込み58,320円します。実質0円ですが、本当はかなり高額ですね。しかもこれはSoftBank公式サイトに小さい字を書かれていて、よく読まなければ、かなり気づきづらいと思います。

「でも、スマートフォンだってそれぐらいするし、妥当値段じゃないの?」私も最初はそう思っていました。しかし、WiMAXで出ている似たような機能の「Speed Wi-Fi HOME L01」は完全0円で提供している所もあります、本家UQ WiMAXのオンラインショップでも2,800円で売られています。

SoftBank Airは端末代金だけを見たら異常な価格と言えるのではないでしょうか。

支払い途中で解約したら残債を支払う

「いくら端末代金が高くても実際の支払いは0円だから関係ないよ」 たしかにそうです、SoftBank Airを使い続ける限りは。しかしもし、支払いの途中で解約した場合、月月割が受けれなくなるので、残りの代金をまともに支払わなければならなくなります

例えば2年で解約した場合は

58,320円−(1,620円×24ヶ月)=19,440円

およそ2万円の支払いになります。かなり高額です。

エリア外へ引っ越ししたら使えなくなる

もしもSoftBank Airの4G回線のエリア外へ引っ越しになった場合は契約解除の違約金は免除になります。しかし、解約になるので、端末代金の残債の支払いが生じます。

レンタル

SoftBank Airはレンタルでの利用も可能です。毎月の料金に約500円のレンタル代がかかります。解約時に返却する形になります。

購入するよりは毎月の料金が高くなりますが、残債の支払いリスクはなくなります。

SoftBank Airの契約年数と違約金

選べるのは2年契約のみ

SoftBank Airで認められているのは2年間の契約のみです。課金開始月を1ヶ月目として24ヶ月目の末日までです。そして契約が終了する月に解約の申し込みをしないと自動的に契約更新してしまいます。

違約金

契約期間満了の月以外での解約には9,500円の違約金が請求されます。

8日以内キャンセル

SoftBank Airは初期契約解除制度ではなく確確認措置

初期契約解除制度をご存知でしょうか。インターネットの利用開始から8日以内なら利用者の都合で違約金なしで契約解除ができるという制度です。固定回線もモバイル回線も対象です。

しかしSoftBank Airをはじめ主要な携帯電話キャリアが提供する移動通信サービス(モバイル回線のインターネットや携帯電話)の一部は初期契約解除制度ではなく「確認措置」が適応されます。

確認措置利用場所の電波受信が十分でなかった場合や、店頭で十分な説明がなせれず契約した場合に、8日以内なら端末も含めてキャンセルが可能な制度です。

利用者の都合で理由も必要なくキャンセルができる初期契約解除制度とは若干の違う制度ですのでご注意ください。

端末の支払いは3年だけど、契約年数は2年!?

以上の説明を聞いたらおかしい事に気づく方もいらっしゃると思います。

「端末代金の支払いは3年間なのに、契約年数は2年間はおかしくないか」ということです。

解約の違約金がかからない24ヶ月目で解約すると、端末代金の残債19,440円がかかります。端末代金の支払いが終わる36ヶ月目で解約するとすると9,500円の違約金が請求されます。

つまり、無料で解約するには4年間利用しなくてはならないのです。

追加支払いなしで、他のインターネットに乗り換える方法

4年間利用する

SoftBank Airは2年契約で、解約の申し出がなければ自動更新され、また2年間の契約になります。端末代金の支払いも終わった48ヶ月目に解約すれば追加支払いはありません。

レンタルで利用する

レンタルなら端末代金の残債を気にする必要はありません。しかし、2年間の契約はありますので、契約満了月以外での解約には違約金が発生します。

 

キャッシュバックのあるインターネットに乗り換えて違約金をまかなう

現在インターネット会社はさまざまなキャンペーンを行っていて、高額なキャッシュバックを行っている所も多いです。4年間も利用しないで、違約金を払ってでも乗り換えて、キャッシュバックを貰った方がお得な場合も多々あると思います

WiMAXのホームルーター

「固定回線を引けないからSoftBank Airを使おうと思ったのに、4年間も利用したくないし、違約金を支払うのも嫌だ、困った・・・」 という方にWiMAXのホームルーターをおすすめします。

モバイル回線のインターネット。工事不要ですぐ使える

WiMAXもモバイル回線を使ったインターネットですのでエリア内であれば工事不要で、すぐに使うことができます。

WiMAXからもSoftBank Airのようなホームルータータイプの端末も出ていて、SoftBank Airともよく比較されています。

端末代金0円

プロバイダによるのですが、端末代金は多くの所で0円で提供されています。実質0円でなく、完全0円です。その上キャッシュバックキャンペーンを行っていたり、非常に安いサービスも多くあります。

2年契約や3年契約を選べる

WiMAXではほとんど全てのプロバイダで契約年数が選べます。また、もともとモバイルルーターのサービスが主なので、月間データ量定額プランなどいくつかのプランもあります。

SoftBank Airともよく比較されていて、どちらもメリット、デメリットあるのでどちらが上というわけではないのですが、使う人によってはとてもおすすめのサービスです。

ちなみにauから出されているホームルーターもWiMAX回線を使ったサービスで、WiMAXプロバイダサービスです。

WiMAXについて詳細を知りたい方はWiMAXとは何か?ポケットWi-Fiと違う?をご参照ください。

 

まとめ

さんざん悪いように書きましたが、SoftBank Airはけっして悪いサービスではないと思います。回線工事不要ですぐ使えて、高速インターネットができるのは非常に良いサービスだと思うのです。

しかし利用者の裏をかくようや契約が頂けない所です。しっかり理解して契約するならいいのですが、契約してから後悔するような事になってほしくないので、今回の記事を書かせてもらいました。

基本的にはSoftBank AirやWiMAXのモバイル回線のインターネットはおすすめのサービスですので、よく検討して、利用を考えてみてください。

 

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