モバイルルーターやホームルーターの購入を考えた時、通信エリアは重要な問題ですよね。使いたい時に電波が入らなくて「買わなければよかった」ってなる心配が頭をよぎります。。しかも一度契約してしまえば、2年や3年は買い換えれないというジレンマ付きで、なおさら購入を悩んでいしまいます。

ということで今回はWiMAXの通信エリアについて調査していきます。

WiMAXは通信エリアが狭いという評判はホントなのか、それとも繋がりやすいのか。WiMAX2+や、LTEオプションなどのWiMAXで使える回線の説明も同時にしていきたいと思います。



WiMAXで使える回線

現在のWiMAXの回線は

  • WiMAX2+
  • au 4G LTE

この2つの回線を利用します。

主な利用はWiMAX2+回線を利用します。WiMAX2+高速インターネットサービスです。しかし地方や山間部に弱く、繋がらないエリアがあります。

4G LTEはWiMAX2+より通信エリアが広いので、WiMAX2+が繋がらない場所では、4G LTE回線に切り替えることで、利用することができます。

WiMAXではWiMAX2+を使った通信をハイスピードモード、4G LTE回線を使った通信をハイスピードプラスモードと読んでいます。

WiMAX2+、au 4G LTEの通信エリア

WiMAXの通信エリアはUQ WiMAXの公式サイトより確認できます。

WiMAX2+、au 4G LTEの通信エリア

WiMAX2+

高速インターネットWiMAX2+

WiMAX2+は下り最大440Mbpsの高速モバイルインターネット回線です。エリアにより最大220Mbpsのエリアや、110Mbpsのエリアもあります。また古い機種ですと、440Mbpsまで対応していない機種もあります。

たしかにWiMAX2+のエリアはまだ狭いというのが実際のところのようです。首都圏はかなりカバーされていますが、地方や山間部などでは、繋がるところは限られてしまいます。そこはau 4G LTE 回線でカバーしましょう。

 

au 4G LTE

通信エリアの広い4G LTE

WiMAXではauの4G LTEも利用できます。WiMAX2+よりも通信エリアが広く、WiMAX2+の電波が届かない場所でも繋がりやすいです。

しかし4G LTE回線はギガ放題でも月間7GBまでの利用しかできません。7GBを超えると、WiMAX2+まで通信速度制限を受けます。

LTEオプション

au 4G LTE回線を利用した場合LTEオプション料がかかります。使った月のみ料金が加算され、利用量にかかわらず月額1,005円がかかります。いくら使っても1,005円以上はかかりませんが、すこしでも使えば1,005円がかかります。

3年プランだとLTEオプション料が無料になります

au携帯電話と提携プロバイダのWiMAXのセット割の「auスマートバリューmine」に加入した場合もLTEオプションが無料になります

WiMAXのエリア内の通信強度は?

建物などの電波干渉は受けやすい。窓際に置くなど対策を

WiMAXに限らずモバイル回線のインターネットは、エリア内でも繋がりやすい所と、繋がりづらい所があります。建物や基地局の位置などで変わってきます。

口コミの評判を見る感じでは、WiMAXは建物などの電波干渉にデリケートなようです。自宅や屋内での利用はちょっとした工夫をしている方が多いようです。

  • 電波受信の良い窓際に置く
  • クレードルを使う
  • 電子レンジなどの電波干渉し易いものを近くに置かない
  • モバイルルーターではなくホームルーターを使う
  • 端末と有線接続する
  • Wi-Fiの電波帯(2.4GHzや5GHz)を変更する

などの対策が有効です。

もし使ってみてどうしてもだめなら8日以内なら初期契約解除ができるので、早めに解約してしまいましょう。

まとめ

WiMAXはWiMAX2+と4G LTEの2つの電波で街中から地方まで幅広くカバーしています。

しかし、4G LTE回線は月間7GBまでしか使えなく、WiMAX2+は建物の電波干渉を受けやすい特性があり、住んでい環境にやっては電波が入りにくい場合があります。しかし初期契約解除制度を使って解約できるので、とりあえず一回試してみるのはアリだと思います。