WiMAXから最新のホームルーターとなる「Speed Wi-Fi HOME L02」(以下L02)が1月に発売されました!
また同時にモバイルWi-Fiルーターの「Speed Wi-Fi NEXT W06」も発売され、今新たにWiMAXを契約しようとしている方にとっては最新の端末を選べるチャンスです!

ところで、少し前にHOME 01が発売されましたよね?
どっちが良いんですか?

気になるところだよね。
今回はその「HOME 01」と前機種の「Speed Wi-Fi HOME L01」と比較しながら、どんな機種かを検証していこう!
今回は、この新ホームルーター「L02」の性能やスペック、価格などを徹底検証し、HOME 01やL01との比較も行って行きます。
また、一番お得に購入できるプロバイダについても紹介します。
WiMAXの利用を考えている方は、是非この記事チェックして、お得で快適なネット環境・Wi-Fi環境をゲットしましょう!
Speed Wi-Fi HOME L02性能・機能
まずは、L02の性能とスペックについて見ていきましょう。
まずはこちらのスペック表をご確認ください。
メーカー | HUAWEI |
サイズ |
縦9.3×横9.3×高さ17.3cm
|
重量 | 436g |
最大通信速度 |
ハイスピードモード
ハイスピードプラスエリアモード
|
Wi-Fi同時接続台数 |
42台(5Ghz20台、2.4Ghz20台、LAN2台)
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通信速度が光回線なみの1Gbps
なんと言っても特筆すべきは最大通信速度です。
下り通信速度は光回線なみの1Gbpsという驚異的な能力を持っています。。
キャリアアグリケーション技術とMIMO技術によって可能となりました。
ただ、勘違いしないで欲しいのですが、1Gbpsが出るのはハイスピードプラスエリアモード限定、おまけに東京と埼玉の一部地域のみで出せるスペックとなっています。
基本モードのハイスピードモードの最大通信速度は558Mbps。
それでも従来のWiMAX端末の440Mbpsと比べると大幅な進化です。

L02の最大通信速度はなんと1Gbps。でもこの速度を出すには条件があるから、実際は最大558Mbpsと考えてた方がいいかな。
それでもかなり優れた性能を持っていると言えるよ!
高感度アンテナとビームフォーミングで高速通信
L02に搭載されているアンテナは、360°全方位の電波受信・送信を強めた高感度アンテナです。
単純に従来機種よりも電波が繋がりやすくなり、より速い通信速度が出やすいと考えて良いでしょう。
特に電波の弱い場所での通信速度の向上が期待できます。
さらに、ビームフォーミング技術という、Wi-Fi接続の強度を強める技術も搭載されています。
通常Wi-Fiの電波は360°全方位に満遍なく照射するのですが、その電波を接続するデバイスに向けてピンポイントで照射して接続強度を強める技術です。
例えばスマホなどとL02をWi-Fi接続した場合、これまで遠くの部屋などで安定しなかったWi-Fi接続も、より高速で安定した通信を可能にします。
この優れたアンテナ性能によって、L02は電波で通信をすしているとは思えない高速通信が可能です。

L02は実際の通信速度もかなり優秀だ!
スマホアプリで簡単操作!電波インジケーター付き
L02本体には3つのボタンしかなく、ディスプレイもないので本体では細かい操作はできません。
細かい操作や設定の変更などはスマホアプリを使って行います。
このスマホアプリにはさらに、電波インジケーターで電波受信レベルを13段階で詳細に確認することができます。
これにより、最も電波受信の良い場所を探すことができ、高速の通信を可能にします。

シンプルなデザインだけど、スマホアプリで操作できるから使い勝手は悪くないよ!
L02とL01比較!
Huaweiの前機種L01と比較してみましょう。
L01との大きな違いは主に3点。
- 使いやすいスマホアプリ
- アンテナ性能向上で通信速度アップ
- 最大通信速度アップ
性能はL01から大幅進化で劣っている部分はありません。
価格もほぼ全てのプロバイダで同じ価格で販売していますので、よっぽどの理由がない限り、いまさらL01sを選択する理由はないと言えるでしょう。

L01から価格は変わらず、性能が大幅に進化してるよ。
特に注目して欲しい部分を詳しく解説するね。
使いやすいスマホアプリ
L02はスマホアプリを使って、細かい設定変更を行ったり電波インジケーターを使ったりすることができます。
L01では、細かい設定はWebにアクセスして行っていたのですが、アクセスするまでが結構面倒な上、電波インジケーターもありませんでした。
ですので、操作性はかなり向上したと考えて良いでしょう。
特に電波インジケーターは実行通信速度に直結する部分ですので非常に便利な機能です。

正直L01は細かい設定変更をするのが面倒だったんだ。

L02で改善されたんですね!
アンテナ性能向上で通信速度アップ
L02には360°高感度アンテナとビームフォーミング技術が新たに採用されました。
これにより、L01よりも速い通信速度が期待できます。特に電波の良くない場所で。
電波で通信をするモバイル回線のインターネットは電波強度が何よりも通信速度に影響を与えます。
モバイルWi-Fiルーターよりもホームルーターの通信速度が優れるのは、このアンテナ性能が良いからなのですが、その性能が上がったことにより、より速い通信速度を発揮してくます。

ホームルーターやモバイルWi-Fiルーターは、アンテナの性能が通信速度に直結するんだ。

それが進化したということは、通信速度アップも期待できると言うことですね!?

そのとおり!
最大通信速度アップ
L02の最大のウリと言っても良いのがこの最大通信速度です。
上述もしましたが、
ハイスピードモードの最大通信速度は、下り558Mbps、上り30Mbps。
ハイスピードプラスエリアモードの最大通信速度は、下り1Gbps、上り75Mbps。
L01の最大通信速度は、440Mbpsですのでかなり大幅な性能の進化ですね。

アンテナも良くなって、最大通信速度も上がったらか、実際の通信速度もかなりアップしたと考えて間違いないだろう!
L02とHOME 01を比較!
L02よりわずか2カ月前にNEC製のホームルーター「WiMAX HOME 01」も発売されました。
どちらを選ぶべきか悩みますよね。
正直どちらにすべきか決めるのは難しく、どちらを選んでもそこまで差はないと思います。
しかし、あえて決めさせてもらうと、
電波の良い場所ならL02。
電波の良くない場所ならHOME 01をおすすめします。
それは以下の3つの理由から結論付けました。
詳しく解説します。
- 最大通信速度はL01が上
- Wi-Fi最大接続台数はL01が多い
- 電波の悪い場所ではHOME 01が期待
- 使いやすさ(操作性は互角)

WiMAXを使ったことがないから電波が良いか悪いかわかりません!

だったら、HOME 01を選んだ方が無難かなと思うよ!
最大通信速度はL02が上
最大通信速度はL02の方が高い性能を持っています。
つまり、電波受信レベルがMAXの状態ならL02の方が速い通信が期待できると言えるでしょう。
L02は下り最大1Gbps(ハイスピードモードは558Mbps)。
HOME 01は下り最大440Mbps。
特にハイスピードプラスエリアモードの性能は大きく違いますね。

電波の良い場所で使うならL02の方が通信速度の速さは期待できるね。
Wi-Fi最大接続台数はL02が多い
Wi-Fi最大接続台数は、L02が40台、HOME 01が22台となっています。
その差は2倍位の大きな差がありますね。
一般家庭で使う分には、HOME 01でも問題ありませんが、ホームパーティーで大人数を招待するとか、お店で使う予定の方は接続台数の多いL02の方が良いでしょう。

たくさんのデバイスをWi-Fi接続する予定の人はL02を選んだ方が良いだろう
電波の悪い場所ではHOME 01が期待
電波の悪い場所ならHOME 01の方が、速い通信速度が期待できます。
L02は360°高感度アンテナ、HOME 01にはワイドレンジアンテナが搭載されており、さらに両方ともビームフォーミング技術も搭載されているので、基本的なアンテナ性能は互角と言えるでしょう。
しかし、HOME 01にはもう一つ「WiMAXハイパワー」という技術が搭載されていて、それが電波受信の弱い場所での通信速度を向上させるのです。
電波受信の弱い場所では従来機種よりも50%通信速度が向上すると報告されています。
これにより、HOME 01は場所を選ばず高速通信が可能と言われます。

WiMAXハイパワーはL02には搭載されていないんだ。

電波が良くない場所でも通信が速いHOME 01は安定感が魅力だね。
操作性は変わらない
使いやすさ・操作性の良さでは大きな違いはありません。
両機種ともスマホアプリで簡単操作が可能で、同じ様な13段階の電波インジケーターが搭載されています。
また、細かい機能では「Wi-Fiお引越し機能」なども両機種とも備えていますので、使いやすさはほぼ互角と考えて良いでしょう。
L02を買うならどこ!?

僕L02を買います!

OK!じゃあL02が安く使えるおすすめのプロバイダを教えてあげる!
L02を利用するおすすめなのは以下の4つのプロバイダです。
- GMOとくとくBB
- BIGLOBE WiMAX2+
- So-net WiMAX2+
- Broad WiMAX
特にクレジットカード払いなら「GMOとくとくBB」、口座振替なら「BIGLOBE WiMAX2+」をおすすめします。
こちらの表をご確認ください。
実施月額料金とは、月額料金の総額とキャッシュバックを足して、契約期間の年月を割って計算した金額です。
初月利用料金は、日割りは満額計算、無料なら0円で計算しています。
まとめ
- L02はHuawei製の新ホームルーター
- 従来機種のL01よりも大幅に性能が進化
- NEC製のホームルーター「HOME 01」よりも最大通信速度は上
- 電波の弱い場所では「HOME 01」に分があり
- L01、HOME 01、L02は価格は同じなのでHOME 01かL02の好きな方を選ぼう