「Speed Wi-Fi HOME L01(スピードワイファイエルゼロイチ)」(以下L01)はとても性能が高く、おすすめの端末です。WiMAXといえばモバイルWi-Fiルーターで有名で、据え置き型のホームルータータイプのL01は、あまり興味を持っていない方も多いのですが、L01をはじめとしたホームルーターは、回線工事不要なのに固定回線に匹敵する通信ができて、個人的にはイチオシです!
このサイトでもホームルーターをいろいろ紹介しているのですが、今回はL01の機種としての特徴や性能を詳しく見ていきたいと思います。
WiMAXのメリット、デメリットについてはWiMAXホームルーター総まとめをご確認ください。
L01の機能、スペック
サイズ | 180×93×93mm |
重さ | 本体493g |
対応ネットワーク | WiMAX2+ au 4G LTE |
通信速度 | 下り最大440Mbps |
Wi-Fi | 2.4GHz、5GHz (IEEE 802.11a/b/g/n/ac) 最大866Mbps |
UIMカードバージョン | Micro ICカード |
最大同時接続台数 | Wi-Fi 40台 LANポート 2台 |
WiMAX2+通信速度下り最大440Mbps
WiMAX2+の4×4MINO通信対応で、固定回線なしで、高速通信が可能です。
LED消灯モード
LED消灯モードがあり寝室に置いても明かりが気にならず、邪魔になりません。
NFC対応端末とタッチ接続
NFC対応のスマートフォンなどの端末なら、L01のにかざすだけでWi-Fiにスピード接続ができます。
L01の特徴
電波感度抜群で、場合によっては光回線より速いかも!?
最大通信速度は下り最大440Mbpsとモバイル回線のインターネットとしては最高レベルの通信を出すことができます。
光回線では最大1Gmbpsがいまや普通ですし、WiMAXでも最大558Mbpsの通信速度のモバイルルーター「W05」が登場しています。数字だけでも見れば大した事なく、「モバイルルーターの方が早いんじゃん!」と感じてしまいますが、圧倒的にL01の方が高速の通信が可能なのです。
モバイルルーターよりアンテナに優れる
モバイル回線を使うWiMAXでは、端末の能力以上に電波の受信状態が通信速度の影響を与えます。スマートフォンでもアンテナの立たない場所ではインターネットの繋がりづらいですよね。WiMAXでも同じことが起こります。
ホームルーターは見た目にも大きいので、優秀なアンテナを使っています。またバッテリーを節約する必要もないので、それによってかなり高出力の使用ができますので、性能も上がり、モバイルルーターにはできない高速通信が可能です。
マンションの光回線では通信が遅いことも
マンションの光回線の光ケーブルは、マンションに住む住人でシェアしています。ですからマンション内で光回線の使用が集中すると、ネットワークの渋滞が起きてしまい、マンションによっては通信速度が極端に遅くなってしまう場合があります。せっかくの光回線でもこれでは能力が発揮することができません。
L01はそういった事は起きないので、住む環境によってはかえって光回線よりも速い通信速度で利用できる場合もあります。
それに回線工事が必要な光回線と違って、L01は工事不要で初期費用が安く、手軽にはじめれるので、先に一度L01を試してみるのも良いと思います。仮にダメなら初期契約解除制度を使ってキャンセルしましょう。
au 4G LTE回線が使える
L01はWiMAXホームルーターとしては、はじめてのau 4G LTE回線対応モデルです。もう1つのWiMAXホームルーターnovas HOME +CAはau 4G LTEに対応していません。
地方や田舎の山間部でも使える
通常使用するWiMAX2+回線よりエリアの広いau 4G LTE回線が使えるので、地方や田舎などでも使いやすいモデルになっています。
基本的にあまり持ち運びしないであろうホームルーターですので、あまりau 4G LTE回線は使わないかもしれませんが、例えばインターネットのない出張先とか、田舎のおばあちゃん家などで使う機会があるかもしれません。あると嬉しい機能ですね。
au 4G LTE回線を使うのには月額1,005円の料金がかかるのですが、最近は3年プランでは無料で利用でき、またauスマートバリューmineを適応している方も無料で使えるサービスをはじめて、かなり利用しやすくなってきています。
2.4GHzと5GHzのWi-Fiに同時接続できる
L01は2.4GHzと5GHzの2種類のWi-Fiに同時接続できます。最近のルーターではだいたいこの2種類は標準装備ですね。
他のWiMAXのモバイルルーターでも、この2種類のWi-Fiを使えるのですが、2種類のWi-Fiの同時利用ができるのはL01や、novas HOME +CAのホームルーターだけです。
5GHzのWi-Fiは屋外使用が電波法で禁止(完全に禁止ではありません。後述しています)されているので、モバイルルーターでは常に5GHzの電波を発信し続ける訳にはいかないので、同時利用はできなくなっています。これはモバイルルーターの弱みですね。
モバイルルーターのWi-Fiはどちらか片方ずつしか使えない
この2種類を同時利用できるのは地味に嬉しい機能です。
5GHzのWi-Fiは安定した通信ができますが、違う階や離れた部屋までは電波が届きにくい特徴があります。2.4GHzのWi-Fiは遠くの部屋まで電波が届きますが、通信の安定感では劣ってしまいます。
特に大きい家で、家族数人で使うという方には非常に使いやすいと思います。
有線LANポート付き
Wi-Fiの話もしましが、さらに高速通信がしたければ有線LANケーブルを使いましょう。Wi-Fi接続より圧倒的に安定した通信がきます。L01にLANポートが2つ標準装備されていますので、LANケーブルさえあればすぐに接続ができます。動画やゲームなどの容量の大きな使用をする時にはとてもだいぶおすすめです。特にオンラインゲームをやりたい方に必須らしいですね。
別売りのクレードルを使えばモバイルルーターでも有線接続
実はWiMAXモバイルルーターでもLANケーブルを使った接続は可能なのです。しかし別売りのクレードルというスタンド型の充電器の様な物を別途購入しなければいけません。これは3,000円〜4,000円くらいするので、結構費用がかかります。しかも端末代がほ0円のWiMAXでは余計に高く感じますね。
電源が確保できれば、外出先でも使える
さきほど5GHzのWi-Fiは屋外使用が禁止されていると言いましたが、完全に禁止されているわけではありません。さらに細かい違いでは屋外使用ができる5GHzのWi-Fiもあります。L01ではさらに細かい設定ができて5GHzのWi-Fiを屋外使用可能に設定変更ができます。
車や新幹線での利用も
車や新幹線、特急電車では電源も使えると思うので、利用することができます。実際にキャンピングカーでの旅行などをする方では好んで使っている方もいるようです。
バッテリーはなし
L01は外出先でも使えるとを言いましたが、バッテリーがないので、電源がないと使えません。バッテリーが付いたところで、大きなデザインですので、モバイルルーターのように携帯して使うのには向かないので、いらない機能とも言えます。
同じくホームルーターでSoftBankから出されているSoftBank Airでは登録した住所以外での利用を規約によって禁止しているので、まったく持ち出すこともできません。L01は電源さえ確保できれば使用できるので、使い方の幅も広がりますね。
L01どこで買う?
さてL01の性能や特徴を確認してきましたが、このL01はどこのWiMAXプロバイダで購入するのが1番お得なのでしょうか。WiMAXはプロバイダによって月額料金が違い、購入する機種によってキャッシュバック金額が変わってきますので、プロバイダ選びが重要になってきます。
L01を扱っている主なプロバイダの3つです。
GMOとくとくBBがキャッシュバックが非常に高額でおすすめです。特に2年プランでの契約だとキャッシュバックを含めた月額換算だと月2,700円強で利用できると考えたらとってもお得です。
L01を購入利用した時の料金
UQ WiMAX | GMOとくとくBB |
BIGLOBE WiMAX
|
|
キャッシュバック | JCBギフトカード1万円 | 35,000円 | 15,000円 |
利用可能プラン | 2年プラン3年プラン | 2年プラン3年プラン |
2年プラン3年プラン
|
端末代金 | 2,800円 | 0円 | 実質0円 |
1〜3ヶ月総額 | 11,088円 | 10,827円 | 5,190円 |
3〜24ヶ月 | 91,980円 | 89,523円 | 81,480円 |
25〜36ヶ月 | 52,560円 | 51,156円 | 52,560円 |
2年平均月額 | 3,877円 | 2,722円 | 2,986円 |
3年平均月額 | 4,045円 | 3,236円 | 3,450円 |
さらに新しくL01sが発売されました
WiMAXから新たなホームルーターの「Speed Wi-Fi HOME L01s(スペードワイファイエルゼロイチエス)」が発売されました。名前の通りL01のマイナーチェンジの様な機種です。
違いは
- 重量が軽くなった
- SIMカードがNano ICカードからMicro ICカードに変更された
- 通信モードを変更する時のボタンの押す長さが変わった
違いは以上だけで、性能的にはほぼ変わりません。しかし、新モデルのL01sはキャッシュバックの金額が少なかったり、3年プラン限定だったりするので、L01の方がお得に利用できておすすめです。
まとめ
Speed Wi-Fi HOME L01は回線工事不要で光回線よりも手軽で簡単にインターネット繋げれて、モバイルルーターよりも高速通信ができるとして、優秀で人気のホームルーターです。
WiMAXのホームルーターの中ではイチオシです。
微妙にモデルチェンジした新モデルL01sが出ましたが、性能は変わらないので、キャッシュバック金額多いなどの理由からL01の方が断然遅くなので、迷わずL01を購入しましょう!
もしL01を利用するならGMOとくとくBBが非常に安くなっています。もしかしたら、発売もL01sにシフトしていき、L01が手に入らなくなってしまうかもしれないので、早めに購入することをおすすめします!
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